@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00009386, author = {河野, 哲宏}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 向秀「思旧賦」が典故として詩に用いられる際の表現は、大きく「山陽」に一字足した「山陽」型と「鄰笛」を用いる「鄰笛」型の二つに分けられる。六朝期には顔延之「五君詠」「向常侍」で用いられた「山陽笛」を規範とした「山陽」型が優勢であったが、唐代に入ると「鄰笛」型が優勢になる。前稿にて、その理由を近体詩の成立・普及による韻律の整備とそれぞれの型が成立するための文字数などにより、「山陽」型に制限されたことによることを指摘した。本稿では、唐詩において見られた傾向が妥当なものであることを宋詩の用例を見ることで確認し、さらに、宋詩における意味の派生等の典故としての運動に言及する。}, pages = {67--96}, title = {宋詩における「思旧賦」}, volume = {91}, year = {2018}, yomi = {コウノ, アキヒロ} }