Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2020-03-11 |
タイトル |
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タイトル |
「業としての自殺援助」(刑法217条): 不当なパターナリズムの典型例! |
タイトル |
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タイトル |
Gunnar DUTTGE: Die „geschäftsmäßige Suizidassistenz“ (§217 StGB): Paradebeispiel für illegitimen Paternalismus! |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
自殺援助 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
自殺幇助 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
パターナリズム |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
ディグニタス(Dignitas) |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
ドイツ刑法217条 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
ドイツ安楽死協会(SterbeHilfe Deutschland) |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
治療中止 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
臨死介助 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
事前指示書 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
タイトル(ヨミ) |
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その他のタイトル |
「ギョウトシテノジサツエンジョ」(ケイホウ217ジョウ): フトウナパターナリズムノテンケイレイ! |
著者 |
デュトゲ, グンナー
海老澤, 侑
鈴木, 彰雄
谷井, 悟司
鄭, 翔
根津, 洸希
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著者別名(英) |
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識別子Scheme |
WEKO |
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識別子 |
46400 |
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姓名 |
DUTTGE, Gunnar |
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言語 |
en |
著者別名(英) |
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識別子Scheme |
WEKO |
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識別子 |
46401 |
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姓名 |
EBISAWA, Susumu |
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言語 |
en |
著者別名(英) |
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識別子Scheme |
WEKO |
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識別子 |
29188 |
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姓名 |
SUZUKI, Akio |
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言語 |
en |
著者別名(英) |
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識別子Scheme |
WEKO |
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識別子 |
46402 |
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姓名 |
TANII, Satoshi |
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言語 |
en |
著者別名(英) |
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識別子Scheme |
WEKO |
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識別子 |
46403 |
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姓名 |
ZHENG, Xiang |
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言語 |
en |
著者別名(英) |
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識別子Scheme |
WEKO |
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識別子 |
46404 |
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姓名 |
NEZU, Koki |
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言語 |
en |
抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
本稿はProfessor Dr. Gunnar Duttge, Die „geschäftsmäßige Suizidassistenz“ (§217 StGB): Paradebeispiel für illegitimen Paternalismus!, in: ZStW 2017; 129(2), S. 448-466を筆者の許諾を得て翻訳したものである。 ドイツでは,近年,刑法217条「業としての自殺援助」の規定について,学問の枠を超えた議論が活発に行われている。本規定は,ドイツにおける自殺援助団体の活動が顕在化した際に成立したものであり,その点で,自殺の手助けが一種の「通常の健全なサービスの提供」になってしまうことや,「一定の(場合によってはたとえ無料でも)業務モデル」として定着してしまうことを防ごうとしたものといえる。しかし,近時下されたOLG Hamburg決定は,現実が真逆であることを物語っている。 本規定に自殺防止の目に見える効果が認められずまた,自殺を希望する者は,ドイツ以外の自殺援助サービスを用いるようになる。そのため,本規定は,自殺の予防につながるものではなく,結局のところ,自殺傾向というものは,個々人を具体的に分析してはじめて,治療的介入による緩和が可能となるのである。 刑法217条は,価値合理性の観点からは自由侵害性が高く,目的合理性の観点からは適切でないどころか,大きな害にすらなるとまとめざるを得ない。本来,刑罰を正当化するためには,問題となる行為に現実的な侵害リスクが内在していなければならない。また,自殺の意思決定を何らかの方法で容易にすることがただちに当罰的不法とされてはならない。加えて,「業務性」の著しい曖昧さを排除することも,今後同条を適用するにあたって重要となるであろう。 |
書誌情報 |
比較法雑誌
巻 52,
号 3,
p. 47-73,
発行日 2018-12-30
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出版者 |
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出版者 |
日本比較法研究所 |
ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
0010-4116 |
権利 |
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権利情報 |
この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。 |
フォーマット |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
application/pdf |
著者版フラグ |
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出版タイプ |
VoR |
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出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |