WEKO3
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恋愛小説・時代小説・デモクラシー
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/8975
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/89758a06ccd1-5201-4e44-a38b-1eebf285a475
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2018-05-10 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 恋愛小説・時代小説・デモクラシー | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Romantic Novels, Historical Novels and Democracy | |||||||||
言語 | en | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 恋愛小説 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 時代小説 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | デモクラシー | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 『青い山脈』 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 『三等重役』 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 『愛染かつら』 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 『荒木又右衛門』 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 源氏鶏太 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 菊池寛 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 川口松太郎 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 山本周五郎 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 長谷川伸 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
アクセス権 | ||||||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||||||
著者 |
広岡, 守穂
× 広岡, 守穂
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著者別名(英) | ||||||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||||||
識別子 | 40461 | |||||||||
姓名 | HIROOKA, Moriho | |||||||||
言語 | en | |||||||||
抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 一八九〇年代から一九三〇年代にかけて、恋愛小説にあらわれる恋愛観は、未婚男女の自由な恋愛の否定から、第一次大戦後、恋愛の肯定へ、そして三〇年代には女性の自立の肯定へと変化した。デモクラシーの基礎は、恋愛小説にみるかぎり、一九三〇年代に形成されていたのである。 しかしその一方で時代小説をみると、官僚的セクショナリズムやテロリズムの温床になる武士の行動様式がえがかれている。それは三〇年代における軍国主義の抬頭を予言するかのようである。 哲学者の和辻哲郎は、つとに国民道徳論の批判というかたちで、被治者の献身を強調するような道徳思想の危険性について論じていたが、和辻の批判したような武士の道徳が、時代小説の中ではしきりに賛美されたのであった。 第二次大戦後、日本は民主化するが、デモクラシーに親和的な意識は、三〇年代にすでに国民の間に広がっていた。恋愛小説はそのことを象徴しているといえるが、他方、それとはうらはらに、政治行動の基礎をなす道徳意識は、派閥徒党やテロを助長するものであった。時代小説はそれを反映している。 |
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書誌情報 |
法学新報 巻 122, 号 11・12, p. 115-144, 発行日 2016-03-22 |
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 法学新報編集委員会 | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 0009-6296 | |||||||||
権利 | ||||||||||
権利情報 | この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。 |